「サステイナブル絵日記」親子イベントを開催しました!
- お知らせ
2019年6月30日(日)、弊社社員とその家族を対象に「サステイナブル絵日記」親子イベントを開催しました。社員を含む大人17名と、子ども16名(年少~小4)の計33名が参加しました。
サステイナブル絵日記とは
サステイナブル絵日記とは、将来のサステイナブル(持続可能)な地球の姿を想像し、自分のアイディアを絵と文章で表現する絵日記のことです。
私たち大人はバックキャスティング※で未来を考えることが大切だと言われますが、目先の事にとらわれてしまいなかなかバックキャスティングで未来を考えることができません。そこで今回は、子どもの柔軟な発想力や将来に対する希望やエネルギーに期待することにしました。サステイナブル絵日記を作成してもらうことで、自由な発想で将来の「あるべき姿」を考えるきっかけを作りたいと思い、イベントを開催しました。
なお、企画にあたっては横浜市資源リサイクル事業協同組合の「環境絵日記」を参考にさせて頂き、運営に関するアドバイスも頂きました。
※バックキャスティングとは、将来を予測する際に「持続可能な社会の姿」を想定し、その姿から現在を振り返って今何をすればいいか、目標とロードマップを考える手法のことをいいます。未来に軸足をおくのが特徴です。
親子で学ぶサステイナビリティ
はじめに、講師による説明と映像資料から、食品ロス問題や環境問題など現在の私たちの暮らしにある問題について学習して、未来の私たちの暮らしを考えるための参考情報を提供。子どもたちは、未来のまちや暮らし方についてイメージを膨らませていました。
絵日記をかいてみる
その後、子どもたちには実際に絵日記をかいてもらいました。テーマは「2030年、自分が住みたいまちってどんなまち?」です。
一人で黙々と進める子もいれば、親やスタッフとの会話からヒントを得ながら取り組む子も。「こんなまちに住みたい」ということをイメージしながら、クレヨンや色鉛筆を使って素敵な絵日記をかき上げてくれました!
作品(一部)
緑があふれたくさんの虫が暮らす自然豊かなまちや、ドローンが見回りをしてくれる安心安全なまちなど、想像が広がるいろんなまちが描かれました。
プレゼントタイム
イベントの最後には、子どもたちに「サステイナブルなお菓子」をプレゼントしました。
柳月のバウムクーヘン
北海道のお菓子メーカー・柳月は、サステイナブルな活動に積極的に取り組んでいる企業のひとつです。道内で生産された小麦、バター、砂糖、卵を材料にお菓子を作る、地産地消を目指した取り組みを行っています。また「電力の地産地消」にも挑戦しており、音更町に自社メガソーラーを建設しているほか、生産工場でも太陽光発電を行っています。太陽光発電によるエネルギーを利用することで、CO2を排出しないお菓子作りも実現しています。
明治のアグロフォレストリーチョコレート
明治グループは、2018年に策定した「明治グループCSR2026ビジョン」のなかで「持続可能な調達活動」をテーマのひとつに掲げており、これに関連した取り組みとして「メイジ・カカオ・サポート」を展開しています。
「メイジ・カカオ・サポート」とは、明治グループによるカカオ農家支援活動です。例えば、森林減少が続くブラジルでは、アマゾン東部パラ州トメアス市で、アグロフォレストリー(森林農法)によりカカオを栽培しています。アグロフォレストリーにより、持続可能な土地利用を行いつつ、生物多様性を保全する森林の再生に貢献しています。
おわりに
今回のイベントには、予想を上回る多くの社員と家族の皆さんが参加してくれました。
参加者からは、以下のような感想をいただきました。
- 子どもたちが安全に暮らせる世界にしていかなければと再度痛感し、今すぐ自分たちに何ができるか話す機会ができました。
- 映像が少し難しかったかな、と思いましたが、家に帰ってからも「ごはん残さないようにする」と言ってましたし、子どもなりに理解をしているのだと思いました。
- 意外と大人の方が頭が固いということを実感しました。
- 子どもたちにとっての普通を守っていくために、重要な活動であるのだと改めて感じました。(子どもが普通の世界を描いていたため)。
ビジネスコンサルタントでは、サステイナブルな社会づくり、SDGs達成に向けて一人ひとりが行動するきっかけになるような取り組みを、これからも続けてまいります。