ヘンリー・ミンツバーグ教授(Henry Mintzberg)

1939年生まれ。カナダ マギル大学経営大学院 クレグホーン寄付講座教授で、世界中で認められている経営学者。
経営と組織(戦略形成プロセス、組織デザイン等)が最近の研究テーマ。 欧米では、ピーター・ドラッカーと比肩する“マネジメントの権威”と称されハーバード・ビジネス・レビューでも度々特集が組まれる。『マネジャーの仕事』(原書,1973年)で、経営者に随行し、日常の実態を観察研究を行ったことでマネジメント論に大きなインパクトを与えた。

分析に偏りがちなマネジメント論に対して、ミンツバーグ教授は、サイエンス(分析)だけでなく、アート(直観や発想)、クラフト(経験)のバランスが求められると提唱し、分析偏重型のマネジメント論に新たな方向を見出した。日本では『戦略サファリ―戦略マネジメント・ガイドブック』(東洋経済新報社,1999年)、『MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方』(日経BP社,2006年) などで反響を呼ぶ。

ミンツバーグ教授 公式HP http://www.mintzberg.org/

株式会社ビジネスコンサルタントは、50周年イベントとして「ヘンリー・ミンツバーグ教授特別セミナー『マネジメント:それはあなたが考えているものではない』」(2013年2月18日)を開催。