代表挨拶

人・組織・社会を豊かにする
Well-being(ウェルビーイング)経営を実現する 共創パートナーとして

皆様には平素よりご高配を賜り、誠にありがとうございます。

組織開発・人材開発コンサルティング会社である弊社は、設立以来約60年にわたり、企業や組織のイノベーションを支援することを事業の柱とし、さまざまな組織の変革・集団の活性化・人材育成に取り組んでまいりました。お客さま組織を支援し、事業を発展させることと同時に、持続可能な未来を共創するパートナーになることが私どもの使命だと考えます。

私たちのこれまでの経験から言えることは、持続可能な未来をつくるイノベーションを起こしていくのは、「組織の力」であり「人の力」であるということです。そして人と組織のWell-being(ウェルビーイング)を充実させ、人と組織が本来もつ力を解き放つことでこそ、イノベーションが継続すると確信しております。

※Well-being(ウェルビーイング)は、人が人生において意義や達成感、そしてポジティブな感情を感じられたり、打ち込める何かがあったり、信頼できる人がいたりする状態です。そういった状態にすることで、組織の能力を高め、経済的にも成功することを目指す経営を「Well-being経営」と私たちは定義します。

企業は一定の利益を出し、社員や株主、ステークホルダーにそれなりの還元をしていればよかった時代から、今は国際連合が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に象徴されるような環境や社会課題への責任を認識し、それらを解決するといった企業の存在意義(パーパス)をもつことが求められる時代に入っています。さらにCOVID-19に端を発する社会の変化で、テレワークの導入やデジタル化が進み、人々の働き方や組織のあり方を大きく変える必要性に迫られています。

また、企業価値向上にむけて人的資源管理の考え方も見直されつつあります。人材は資源として管理するものではなく、人的資本と捉え、投資をすることで持続的な価値創造を行うストーリーをもった戦略を遂行することが必須の時代になりました。

経営者は財務の健全性だけでなく、積極的に働く人々のWell-beingを高め、創造性を発揮できる組織づくりをするよう視点の転換が求められています。

このようなWell-being経営を私たち自身も目指しながら、弊社が培ってきた人と組織の変革ノウハウと最新の理論を活用し、Well-being経営の共創パートナーになることを目指してまいります。
引き続き、ご支援・ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

 

代表取締役 社長執行役員
大村 昌平